専門病院へ-父のこと10

台風が3つも同時にやってきた2016年8月。
相変わらず猛暑が続く毎日。雨、風、猛暑、日々変わる天気も感じることも出来ないくらい忙しい毎日。
家族の心のありようが、患者の免疫力に生命力に大きくかかわると思う今日この頃。。。

医科歯科大から紹介をうけて、都内の専門病院へ来たのが、8月16日。そこからめまぐるしく毎日が過ぎていき、とうとうここで治療をすることに決定しそうだ。

父と家族の中で治療の着地点をしっかり話し合い、決めておくことが何より大事で、病院の利権問題や製薬会社のうんぬんを責めるよりも、患者もしっかり病気のことを学ぶ必要があること、答えをしっかりもつことの大切さを、今回の病気でしることができました。

連日、検査検査で地下階へ行ったり、あがったりと病人らしからぬ忙しさで、病人が病院にさらに病人にされるような気がしてしまいます。
思えば、2か月前はまだまだ元気で、自分の病気をしっかり治そうと元気だった気がします。
今日は8月23日で入院している父を見ると、本当にこの道でよかったのか考えてしまうところがあります。

腫瘍外科、耳鼻咽喉科/頭頚科、放射線科、食道外科、口腔外科といろんな先生が代わる代わるやってきて、説明受けたり検査したりという毎日です。

今日はキャンサーボード後の家族への治療方針の話があり、都内へやってきた。
当初は抗がん剤+放射線の治療を進められてきたけれど、手術も断り、抗がん剤も断り、そして放射線だけで治療を進めていくことに結果、決まりました。

患者がどんな治療をしたいか、それが現実になるまでに、こんなにも道のりが遠かったなんて。
もちろん病院は「手術」が根治治療の一番の選択肢とどこの病院にも言われました。言った言わないとなる前に、医師が「説明しましたからね」という念をおす。
手術をしない。という選択をした父の意志はどこへ行っても変わらなかった。希望をもち可能性にかける。
ただ、この大きくなってしまった喉をふさぐ癌をどんな方法でどこまで小さくできるのか、これこそがチーム医療の腕の見せ所ではないでしょうか。

放射線はIMRT(強度変調放射線治療)という新しい治療法で、出来るだけ副作用を少なくするために患部を3Dで線量を調節しながらあてていく方法です。今回はこれだけで完全に癌を死滅させることは、難しいとされていてさらなる治療を併用していくことが大事と思われます。
現代は統合医療の時代です。

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そうだ、私も統合医療を学んだはずだった。西洋医学を否定することなく東洋医学を併用していく、本来、人間のもつ自然治癒力を最大限に引き出す力を信じて実行していきたいと思っています。
それには父と家族と病院とみんなで頑張っていく、それが大事だと思います。

治療開始は8月31日。
癌告知から約2か月後です。

それが現実なのですね。



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