お金について

「そう、だからお金ってあると思わない方が何かといいんですよ」

そういったのは、いつもお世話になっている常連さん○○さん。
お金についていろいろ話していたところ、結局、そこにいきつきました。そう、相続の話ね。

私のまわりには、まだ相続についてもめている人っていないので実感がわかないのですが、例えば地主さんとか兄弟姉妹がたくさんいるとか、そういう人って必ず、裁判とかやっててお金でもめているんだという話を聞きました。
うちは家族みんな仲がいいから、、、、そういっても、必ず「お金ってあるともめるんですよ」ということでした。

例えばね。
今、普通に幸せに何とかやりくりしながら生活できているとするでしょう。
そこに宝くじでも相続でもなんでもいいんだけど、○○万円入ってくる、という話があったら、「そのお金、どう使おうかなって考えません?」と言われました。
そりゃあ考えますよね。あればこれに使いたいなぁとか、あれに使ってみようとか、投資してみようとか、、、。
でもですね、それが突然、入らないとなった場合、理不尽な理由で、本当は入るはずなのに入らない、となったとき、どう思いますか?というなげかけに、人は「あるものがない」「あるはずのものがない」という思考になるわけです。

裁判とかでもめている人の大半はその思考で、きっとドロドロの日々を送っているのだろうなって。

でもよーーくよーく考えてみて。
生活、なんとかやってきたんだよね。なくても生活できていたんだよねぇ。。
あるはず、ではなく、なくても出来ていたんだよね。だからお金、最初からないものだと思えばいいんです。

ときっぱり。ばっさり。でも納得。すっきりです。

イヤー、こういう冷静な人もいるもんだなぁと。。

結局、人間はどこまでも「欲」を持ち続ける動物なんだろうなと思います。
だけど今生きているのはお金のためじゃないくて、自分にあった生活ができること、なんだと思えば、そう、あっても仕方ないものは「ないものと考える」のが正しいかもしれない。

うーーんなかなか出来るようで出来ない考えかもしれないけど、私は彼女を誇りに思いました。
しばらくお金への考えを深堀していきそう、と考えた一日でした。


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