20071111 細胞ひとつひとつに

先日、早稲田大学の学生さんが卒論に
アロマとEQ(Emotional Intelligence Quotient)について
書きたいとのことでインタビューを依頼されお会いしました。
彼女の最後の質問に
「葉の園さんがハーブを続けるモチベーションの一番の理由は何ですか?」
という質問に躊躇することなく
「お客さんの声かな。うん、最後は人は人だよね。」と答えました。
今更思うのは、もっと気の利いた言葉を言えばよかったと思ったし
ハーブに携わるものとして、植物のこと、自然のことを言えばよかった
って思ってしまった。
でも今日ホリスティック医学協会のシンポジウムに参加して
あの答えで間違いなかったって思ってしまった。
今日のシンポジウム、本当に行ってよかった。面白かったです。
人間て何?自然て何?地球って何?
そういう答えようのない疑問がひとつひとつ多くの人から
ひもをとくように答えが伝わってくる、そんな喜びを感じました。
興奮して、電車の中で思わず綴った文章が下記です。
わたし達人間の細胞に埋め込まれているもの
細胞が積み重ねられている中に、わたし達がこの後に出合うであろう
モノ、コト、ひとつひとつが
その細胞の間をぬぐって共通するあるいは認識する
様々な自分の感情や経験と結びつく。
生きてきた中で積み重ねてきたすべての感情や経験。
細胞分裂のように、いらない感情は捨て、古くなった経験は
剥がれてなくなり、新しい経験や感情がまた細胞の中に
埋め込まれていく。
それは多様性であり、同じものがふたつとなく
生きるうえでいかに順応し、受容するか、あるいは反発するか
その私たちも多様性である。
それが人と人とのぶつかり合いがあり、つながりを生み出しているのかもしれない。
そうやって「あるがまま」のわたしを受容するために
わたし達は地球の中でお互いにすべてのものと共存し生きているのだと思う。
「自然」を広辞苑で調べると
「あるがままのさま、おのずからそうなっているさま」
と書いてあります。
「おのずからなる生成、展開を惹起させる本具の力としてのものの性」
「精神に対し外的経験の対象の総体、物体界とその諸現象」
「必然性の立場から見た世界、因果的必然の世界」
すごい、こういうことを書いてあったんだ。
でも今ならこの意味がすごく分かるような気がする。
人も自然も地球もあるがままであることが必然なのだと思う。
それが「わたし」なのですよね。それが自然、地球なのだ。
今日の文章はきっと分かる人しか分からないかも・・・ごめん。
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2 Comments »

  1. 私もきっと、貴女と同じ気持ちです。

    コメント by かふぇVanilla — 2007/11/12 @ 4:30 AM

  2. >私もきっと、貴女と同じ気持ちです。

    コメント by Hanoen — 2007/11/12 @ 11:43 PM

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