20070526 条件と手段-気づき

今回の森林療法でもまたいろいろな気づきがありました。
kawa
穂高に行くアクセス方法ですが、松本までは電車かバスという
手段があって、そこからどうも電車も時間も限られます。
言葉選ばずにいうと、そう「不便」なんですね。
この不便ですが、現代社会の中でどれだけあるか
ちょっとだけ考えてみました。ܤ
以前の下川町の森林療法で地元のスタッフが
子供が生まれてこういうところで育てるにあたって
「子供って何もないところで遊ぶからこそ、成長する」
といったことを思い出します。
また、ある建築家の方が、
建物をたてるとき、土地になんの条件もないことほど
実は設計するのが難しいと言っていたんですね。
何か条件があるほうが、設計すべきものがしぼられる
ので、設計しやすいんだそうです。
でも本当にやりたいのは、難しい無条件の土地なんだそうです。
条件があること、条件がないこと、
手段があること、手段がないこと
それぞれがとてもつながってるように感じたんですね。
それで、穂高にいくまでに手段がひとつしかない、という
なんというか東京だったら、いくつもの手段があるから
「楽」なのか、「効率がいい」のか。
手段がないから不便なのか。
そういったことを考えて考えていくと、実は普段当たり前だと
思っていたことができないジレンマを体験していくことは
いい意味で、鍛えられるな、と感じました。
人生でいろいろな壁があって、突然舞い降りてくる課題だって
そこには手段がないからこそ人は学び、失敗し、
乗り越えて成長するんだと強く思います。
条件がないのなら、その道をどう楽しむのか考えていくことが
日々自分を作っていくのかなって思います。
いかにその道を自分なりに「料理するか」ってことなんでしょうね。
金曜日は「江原さんのスピリチュアルボイス」に行ってきたので
なんだかそれっぽい内容になってしまいますが。笑。
そう「料理」って原点だなって思うんです。
何でもそうです。
ある素材を自分の力で身体や心を使って変えていく広げていく
無限大の可能性。
そして、誰ひとりとして同じ人生はない、って。
何もないことって実は何でもあるってこと。
それってすばらしいんだって
こじつけかなーーー。ޥ
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6 Comments »

  1. ルドルフ・シュタイナー・カレッジで学んでいたときに、ある課題が「自分にとって挑戦になること」でした。挑戦だったら何でもいいわけです。悩みました。何をやったらいいのか、どうやったらいいのか。そして、相手は何を求めているのかを探ってみたりして。
    その課題のねらいは、学生ひとりひとりが、試行錯誤するそのプロセスそのものだったと思います。課題を仕上げることが目的なのではなくて、課題を仕上げる過程こそが、課題そのもの。
    人生も、そうですよね。

    コメント by chamokayo — 2007/05/28 @ 2:19 AM

  2. >その課題のねらいは、学生ひとりひとりが、試行錯誤するそのプロセスそのものだったと思います。課題を仕上げることが目的なのではなくて、課題を仕上げる過程こそが、課題そのもの。

    >人生も、そうですよね。

    コメント by Hanoen — 2007/05/28 @ 6:24 PM

  3. 最近、こちらのブログにとてもはまっています。
    本当にkikiさんですよね~?!
    (私の中では、元気はつらつのkikiさんのイメージが強くて。。。)
    3人のお子様がいても、色々な事を経験されていて、
    一人の人間としても、とても輝かれていると感じます。
    まさに、ママイキですね。
    便利すぎて、考える事も、工夫する事も、成長する機会も減らしてしまってますね。でも、思わずこのおもちゃいいかな~と衝動買いしてしまう私です。。。
    スピりっチュアルボイスって何ですか?江原さんのhpですか?気になる~。

    コメント by meme0907 — 2007/05/30 @ 10:34 PM

  4. ごめんなさい。他の方と間違えてコメントを書いてしましました。
    でも、こちらのブログにはまっていることは確かです。
    心の大事な部分を勉強できます。

    コメント by meme0907 — 2007/05/30 @ 10:39 PM

  5. >スピりっチュアルボイスって何ですか?江原さんのhpですか?気になる~。

    コメント by Hanoen — 2007/06/01 @ 11:32 PM

  6. >でも、こちらのブログにはまっていることは確かです。
    >心の大事な部分を勉強できます。

    コメント by Hanoen — 2007/06/01 @ 11:33 PM

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