2015年の営業を振り返って

2015年の営業が12月26日をもちまして終了し27日から1月5日まで冬季休業に入りました。

2015年は5月に新しく食品営業から飲食、カフェという業態に変更し新たなスタートをした年でもありました。
当初だーれも入らなかった(笑)お店も、入口のくもりガラスを剥がし、店内が良く見えるようにして、中で一杯お茶が飲めるという機能をもたせてから、少しずつお客様が増えるようになって、少しずつ少しずつ前進してきました。
これもひとえに葉の園に興味をもってくださり、ハーブをこよなく愛してくださるお客様のおかげです。
本当にありがとうございました。

まだお客様が少なかったころ、お店に足を運んでくださった2人のお客様の話をしたいと思います。
ひとりは近隣に住む男性のお客様で、お一人でハーブティーを飲みにきていただきました。
男性のお客様が一人でくるのは、葉の園ではそんなに珍しいことではないのですが、そのかたは本当に体のために、選んでお求めになっていて、お仕事も忙しいようでハーブで元気になって頂けたら嬉しいなぁと思っていました。
しばらくお顔をみてなかったのですが、年末にいらしていただいたとき、じきに引っ越しをするとのことでとてもショックでした。
こうやって小さなお店に近隣の方が心と身体の休息に来ていただいていたお客様が一人遠くへ行ってしまって寂しい思いです。

もう御一方も同じ近隣の方で、最初の頃に足を運んでくださったとても可愛らしい女性で、来年遠くへお嫁に行ってしまうとのこと。
「もっと来たかった」という言葉をいただいて、葉の園の営業時間がお仕事をしている彼女の足を遠のかせてしまっていたこと、いろいろ思うことがありますね。
私は来店するお客様のお名前はあまり聞かない方なのですが、彼女は名前を教えてくださって私を「藤田さん」と呼んでくれました。
それがなんというか、ぱっと心を開かせてくれたような、「あ、こういうことって大事だなあ」と気づかせてくれました。
この間、お帰りになる際に「藤田さん、またくるね~」と言ってくれたのですが、「葉の園さん」と呼ばれるより、ずっとずっと嬉しかったです。

現代ではネットの中のコミュニケーションが充実していて、リアルに会わなくても「つながり」が感じられる世の中になりました。でも私はこれからは「店」はもっと大事になると思っています。もっというならば、「人が人と出会うこと」が大事になると思う。
人がリアルに出会って、言葉を交わし笑顔をかわし、音や気配を感じる。またいつか会えるかなと思う。今度はどんな話をしようかなと思う。そういう「つながり」も大事なように思います。

だから来年は「葉の園さん」ではなくて「藤田さん、また来るね」とお客様に言ってもらえるような「人」と「店」でありたいと思います。
お客様から毎日いろいろなことを学んでいます。
あと何年できるか分からないけれど、できるだけたくさんの人と出会い、学び、楽しい時間を共有していけたらなぁと思います。

本年も本当にありがとうございました。

2016年もまた宜しくお願い申し上げます。

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