blog
カモミールを蒸留しました
カモミールを蒸留しました。
ハーブウォーターの主要成分は精油と似ている部分もあるけど、ハーブティーとはまた異なる香りです。出来立ての香りと少し時間をおいてからの香りと違っていて、それもまた楽しみです。
ハーブウォーターは希釈なしで直接肌に使えるので高齢者の介護などにも活用できます。
一般的にはジャーマンカモミール化粧水の適用肌はアレルギー肌、吹き出物のある肌、炎症肌、敏感肌、乾燥肌といわれています。
カモミールのアレルギーなどがある人は使えませんが、この時期いろいろなハーブで試してみてください。

カモミールの芳香蒸留水
今回はハービックをつかって蒸留しました。精油をとることを目的にはしていないのでハーブウォーターをとるだけならこれで十分です。
家庭のお鍋でもできます。
大事なのは氷を切らさずに常に蒸気を冷やしておくこと。また火加減は弱から中火。強すぎても弱すぎてもダメです。
40分から60分程度蒸留して、だいたい100g弱の花びらの部分のみをつかって260gの蒸留水ができました。化粧水はリトマス紙で調べると弱酸性でした。すごい。肌にも刺激なく使えるし高齢者のケアにも使えると確認しました。
ただ今回私はこのカモミールの蒸留で小さな花粉をたくさん吸いこんでしまったためにひどいアレルギー症状に。。。2,3日でおさまりましたが1週間以上たつ今も何だかすっきりしません。
ハーブを趣味から始めて20年たった今ごろ、ハーブのアレルギーなんて、、免疫が弱くなってるのかな。

今回もほんのりホースに青色が。精油成分が若干みてとれます。
もしもっと青色のカマズレンをとりたい場合は、もう少し高い蒸留器を購入しないといけませんね。
noteの方に詳しく記事をアップしました。
よろしかったら読んでみてください。(一部有料記事)
参考:サイエンスの目で見る―ハーブウォーターの世界