blog

20091030 親であることの「甘え」

子どもの教育関係のお仕事を始めてからまる2年がたちました。
有能なすばらしい上司とともに、いろいろなことを勉強させて
いただき、仕事もとても面白いものになっています。
最近、時間があれば教育関係のサイトをめぐって、様々な著名な方の
記事を読んだりして学んでいます。
今日はたまたまベネッセさんのサイトを見ていたのですが
とても面白い記事を見つけたので日記にしました。
教育業界では大手のベネッセさん。
サイトもとても充実していますね。
子どもの教育については学ぶところがとても多いです。
その中で、子育てに悩む親に対してのメッセージなどは
今、甥っ子と同居している私にも十分通じるところがあって
なるほど~と感心しています。
今日、私がひびいたところは
(以下、ベネッセさんのサイトから引用・抜粋)
==============================================================
子どもの生活習慣を変える環境とシステムを工夫しよう」
親の価値観に照らして、子どもに是非させたいことがあるのであれば、
一方的に強制するのではなく、提案の形で上手に説得してみるという姿勢が
大切です。セールスマンがモノを売ろうとするとき、どのようなメリットが
あるかを述べて、お客に納得してもらおうとします。また、恋人に振り向いて
もらいたいとき、相手をその気にさせるために、あらゆる努力を払います

子どもにそれをしないのは、親であることの「甘え」があるからです。
どこかに子どもは親の言うことを聞くものという考えがあるのではないでしょうか。
==============================================================
確かにセールスマンは商品を売るために、その商品のよさを伝え
買う側にどのようなメリットがあるのかを伝え、納得してもらう
というプロセスをふみますよね。
良さやメリットを伝えるためには、資料を作ったり情報を得たり
様々な労力を伴うわけです。
そのプロセスが人の心を動かし、買うという動機になっていくのだと思います。
子どもに何かを伝え、そのことを実行してもらうにも
同じようなプロセスをふんでこそ、親ということなのでしょうか。
そして「親」だから、言うことを聞いて当たり前と思うこと事態が
親であることの「甘え」と書いてありました。
とても厳しい言葉ですね。
でも、すごく意味のある言葉でもあります。
子どもは十人十色。その子どもの性格やタイプにあわせて
親はプレゼンしなければならないということなのでしょうか。
これから、「子ども」の時代がくると確信しています。
子どもは宝。
もうきているのかもしれないです。
そのときまでに、大人もしっかり体制を整えておかなければいけないですね。