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20071025 自分の居場所と生きる力

プランターゴはオオバコの学名なのですが
調べてみるとラテン語の「足跡(足の裏につく)」という意味
なんだそうです。
実は数年前の植物化学科の卒論に書いたのを思い出し
昨日、久しぶりに読み返してみました。
オオバコ(種子)には粘液質という成分が含まれていて
その粘液質をうまく利用して、人の足の裏につき
種を媒介していろんなところで生息している植物。
それじゃぁ、すごい繁殖力なんだなと思うとそうでもなくて
実はオオバコは他の植物との共生に対して自生力が弱く
負けてしまうんだそうです。
そこで、自分の居場所をどこにしたら強く、そしてより多く子孫を
残せるかということを考え、人間をうまく使うことを考えたわけです。
だからオオバコは人の足の裏について種をまくせいか、
道路わきや草むらのはじっこのほうによくみる雑草です。
この写真やこの写真はとくにそんな姿を表現しています。
この話を当時本で読んだとき、実はすごく感動しました。
植物にも強い(向き)、弱い(不向き)があって、
自分の居場所を探し求めて今があるんだと思いました。
どこまでが本当かウソかというのを突き詰めることにあまり意味が
ないこともすぐに悟りましたし、植物がどう生きるかをやっぱり
人間は重ねて、ヒントにすることができるんだなぁと思ったのです。
先日お世話になっている健康福祉村での講座の中で
なんの話か忘れましたが、たまたまオオバコの話になったので
少しだけ参加者のみなさんに(余談ですが)お話させていただきました。
植物の生き方でもいいし、その容姿(形や色)でもいいし、
育つ場所でもなんでもいいのです。
どこかわたし達はその姿やエネルギーから何かをきっかけに
元気をとりもどすことができるのかもしれません。
スピリチュアルな世界は昔からあったもので、怪しいものでもありません。
それよりも現代の医学に植物療法を無理やりはめこんで、
その考え方に自分を閉じ込めてしまうこともないんだなと思いました。
古代エジプトのイメージやシンボルには植物の形が多く出てくるんですね。
その意味を調べてみるとおもしろいことに、様々なインスピレーションが
浮かんできます。
そこにも植物の癒しは見つけることができます。
葉の園は「植物と出会う瞬間」が幸せであってほしいと願い
来年から植物をテーマにした生活の質の向上を目指すための
ライフスタイル提案型ショップにしていきます。
11月から少しばかりショップサイトを一旦閉鎖し、リニューアルしていきます。
(www.hanoen.jp → www.kokoru-w.jp へ統合されます。)
お世話になっている方々にはすでにメールで御連絡させていただいておりますが
このブログでも簡単ですがご挨拶させていただきます。
昨日は海や空を飛ぶ夢を見ました。
キーワードは「浄化」「新しい自分」という意味もあります。
受けたばかりのトリートメントもかなり効果があったのかな?
R子さん素敵な施術をありがとう☆
そしていろいろなことに共感してくださったこと
とても心強く思いました。
また頑張ります!
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