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20061122 介護の領域で

月曜日は、グリーンフラスコさんの『お年寄りを介護する方のフィトテラピー』
に行ってきました。
介護される側でなくて、介護する側
フィトテラピーでどんなことができるのか、を知りたかったのですが、
介護自体、そもそも知らない世界。
当たり前ですよね。介護したことないんですもの。
NHKのクローズアップ現代では、結構特集をやっているのですが、
今の私にはほど遠いというか、できれば避けて通りたいと思うのが
正直なところです。でも、でも、だからこそ、避けてはいけないというか
知っておかなくてはならないことのような気がして、
そして身近な人にも、多いんです。介護の現場にいる方が。
この講座を受けてみて感じたことは、介護する方が主にどういう症状で
悩んでいるか、どういった痛みや苦痛があるのかを知ることが大きい一歩でした。
お恥ずかしい。でも知るが一歩ですよね。結局フィトテラピーは基本は一緒。
応用の繰り返しでした。つまりそこは学ぶところではないのかもしれません。
現場にいる人をどれだけ知っているかが一番大切なのだと思いました。
どんな時に、痛いと思うの。
どんな時に、苦痛だと思うの。
どんな時だったら、癒されるの。
どんな風だったら、元気になれるの。
ひとりひとりに、その植物をその使い方で、確かな効果で伝わって欲しいと
思いました。介護する側も、そして本当は介護される側も。
何はともあれ、その現場に足を踏み入れてからの話。
でも、身近にそういう人がいたら必ず伝えようと思う。
実習では、アロマの温湿布をしたのですが、やり方をきちんと知ることで
感じる効果は数倍違うのだと思いました。だから正しいやり方は大切です。
教えてくださった講師の方は、介護の現場で1年間ボランティア活動をされた方でした。
説得力があるよなぁ。。さすがです。私もいつか。。(できない約束はしませんが)
私の祖母は、祖父に見守られてなくなりました。もう10年くらい前かな?
祖父は入院している祖母の見舞いを、雨の日も風の日も、どんな日も休まず
毎日、自転車で通い続け、『食』をともにしていました。
そんな祖母はとても幸せだったのだろうなと思う。そして祖父も。
どんな現場にいても、家族の関係とか愛とかそういうものは不可欠ですよね。
フィトテラピーがあるから、介護の中でするのではなく
人が老いていく人生の中で、フィトテラピーが役立つことが
大切なんだと思いました。
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