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20061024 山、登ってみたくなりました

最近、山を愛する人たちの話や話題を聞いて、ふと思うことがあります。
私のまわりで登山をする人で、なぜか悪い人はひとりもいない。
山は人に何かを与えてくれているのだと思う。
わたし達は自然から何かを学び、自分の生き方や心のあり方を考える。
昔、すごく辛いとき、こんなことを自分に問うてみた。
「すごく大変で辛い登山。あなたは信頼できる人と一緒に登っているとします。
いくら登っても頂上はみえてこない。体も心も疲労が増し、このまま本当に頂上が
みえてくるのだろうか、と次第に不信感が募ってくる。そんな時、一緒に登っている
パートナーが言葉をかけてくれるとして、あなたはどちらを選びますか?」
A「もうすぐだ。もう頂上はすぐそこだ。頑張ろう!もうすぐだ!がんばれ!」
B「頂上はまだ先。もっと頑張らなきゃ。でも僕も君と一緒に登るから」
答えは・・・Bですよね。
欲しいのは、ごまかしではなく真実だから。
そして、そこには人と人が一緒に生きるという、かけがえのない大きなパワーが
あることが、何よりも大切なんです。
もし1人で山に登っていたとしても、自分と自分との戦いであって、厳しいけれど
それでも、きっと山や自然の厳しさの中で育つ植物や生きる動物たちを知ることで
人と人のかかわりの大切さ・生きることの素晴らしさを重ねて実感できるんだと思う。
若いころから弱かった気管支。山登りは大の苦手。。。
でも、はじめてみようかなって思いました。
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登山と人生を生きることは重なることが多い。
そして山から見えてくることは無限大なのではないかと思う。
登っても登っても先の見えない、苦しさを感じながらでも、
何かを感じ、何かを見つけて、克服した喜びを味わってみたい・・・
必ず頂上は来るのですから。
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