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20060530 有用植物

今日のセミナーは大収穫でした。(^・^)
Hanoenでは月に一回ハーブの講座を行っていますが、
実は『有用植物について』は少しだけふれていました。
けれどもっと植物の有用性について深く理解することができ
今度の講座でみなさんにも幅を広げて説明できそうで、とても嬉しいです。
今日参加したセミナーは2つ。
13:00~漢薬から機能性食品素材を開拓する~京都薬科大学 
           生薬学教室 教授 吉川雅之
14:10~アーユルヴェーダの有用植物と健康食品開発 
           富山県国際伝統医学センター 医師・医学博士 上馬場和夫
昨日の日記にも書いたけど、吉川先生の話って難しいのですが話方が関西弁で
「んじゃぁ、これはどないやねんってことですがぁ。。。」とか「~ますねん」とか
そっちの方に気をとられて、おかしくて・・・
それで肝心な内容ですが、、、笑
ひとつの同じ植物でも修治(加工調整法)によって、成分と薬効が全くかわるということ
そしてそれを科学的評価を行った結果、どうなのか、という内容でした。
丁度いま、チャングムでも医女になるところで生薬の修治のところやっていました。
一部を除いてハーブ=食品という位置づけで、医薬ではありませんが
医薬品と判断する植物と判断しない植物、それぞれが各々の機能をもち
使い方(修治)によっては、医薬品(生薬)にもなり食品にもなりうるといった内容でした。
ハーブはまだまだ研究過程の段階で、今まで有用とされてきていなかったものが
すばらしき成分の発見や・薬効が見出されたときは一躍、脚光を浴び、ヒーローになる。
そんな時代なんだなぁと思いました。
そしてそれがきちんとエビデンスに基づいて、予防医学として人々の治癒に役立つ
研究され解明されていくことが大切だとも痛感しました。
ハーブティーを飲んで、それがきちんと体内で吸収される。
だからこそ、エビデンスに基づく研究、有用性の立証が大切なんですね。
私たちができること、そしてやらなければならないこと
はっきり確信した日でもありました。
もうひとつのセミナーの内容はまた後日。
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