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20050609 東洋の漢方と西洋のハーブ

今日は先週に引き続き東洋医学の授業でした。
東洋医学の世界、考え方、理論、そして漢方。
今までうっすらとしか知らなかった東洋医学の中身を
ほんの少し知り理解することができた。
ところでハーブを勉強していると、漢方とハーブに同じものが
出てくることに気がつく。
西洋のハーブでもハーブそのものにいろんな言い伝えがあって
名前の由来もいろいろ存在します。
同様に東洋のハーブでも名前の由来や分類、そして理論があって
これが比較するとなかなか面白い!
mdbook
私がお気に入りのメディカルハーブBOOKにも
陰陽五行論(説)がきちんと載っていて西洋ハーブ医学も
東洋(中医学)と理論などが通ずることが書かれています。
●アンゼリ(ジェリ)カ(トウキ、当帰)
精油成分を多く含む、主に女性ホルモン(内分泌系)の調整や
それに伴う強壮作用をもつといわれています。
更年期の症状や月経前症候群、冷え症、貧血、虚弱などに適応している
メディカルハーブとしての安全性は使用に注意を要するもので
できればハーブティーなどで利用すると安心でかつ
精油成分(アンゲリカラクトンなど)の香り成分とビタミンB群の
両方の効能が期待できると思います。(但し飲みすぎは要注意!)
アンジェリカの学名:Angelica archangelica や
別名:エンジェルズプラント の語源は
”エンジェル”=癒しとか女性特有疾患に対して。という意味や
アダムに仕えた大天使ミカエルからとったとする説などが
あるそうなのですが
東洋医学での漢方での『当帰』では・・・・・
若者と金持ちの娘の悲しい恋愛話の逸話があり
若者が娘のもとに戻ってほしいという思いが込められ
”帰るべき所に帰るのが当然だ”=当帰
と呼ぶようになったそう。
漢方での当帰も婦人の聖薬とも呼ばれ婦人の病気によく使用される
ので、用途や目的は同じようです。
ですが、東洋医学はとても奥が深く、単にこの症状にこの薬草という
西洋医学のような考え方ではないので一概に同じとも言えないようです。
東洋医学・漢方を勉強していくうえで分かることですが
そこらへんに咲いている普通の花や草木が普通に生薬として
使われていて、歴史の深さとすばらしい植物のチカラを思い知らされます。
それは西洋ハーブも同じです。
※ドンクァイ(トウキ)は学名:Angelica sinensis です。
【参考】
東洋医学を知っていますか/メディカルハーブ安全性ハンドブック
ハーブティーバイブル/ハーブの図鑑/メディカルハーブ

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