blog

20050610 食品添加物=表示のしくみ-基本

20050518 以前の日記にも書きましたが
食品添加物、日々勉強していきたいし
自分自身がこれから事業の中で”飲食”を扱っていくうえで
とても必要と思ったので続けようと思います。
さてセミナーですが
1、食品添加物を正しく理解してもらうために 60分
2、食品添加物の安全性確保 60分
3、高齢化社会を担う増粘安定剤 30分
4、食の安全性を確保する食品添加物 30分
5、環境にやさしい酵素による食品加工 30分
6、おいしさ、機能性を演出する食品添加物 30分
で、1、については前回書いたとおりです。
そして今日は『2、食品添加物の安全性確保』について・・・
と、思ったのですが、その前に、
そもそも、添加物の表示ってどんな仕組みなの?ということについて
書いてみたいと思います。
食品に使用された食品添加物はすべて表示が原則ですが
必要度の違いによって4つのランクがあります。
1、用途名併記による物質名表示
2、物質名表示
3、一括名表示
4、表示免除
これはどのような目的で使用したかによります。
そもそも記載されている原材料名が食品材料なのか、添加物なのか
区別されることなく表示されています。
★1でのヒントは
○○酸とか、○○酸塩、××化××、、といったものは添加物
用途名や一括名で、△剤とか△料とかも添加物でしょう。
★2のヒントは
表示は量の多いものから順番に記載されています。
最初に記載されているものは添加量が多いと思って間違いないでしょう。
★3のヒント
同じ物質でも表示の名称は異なる
ということで、着色料「赤色3号」の場合の正式名は
⇒「食用赤色3号」
ですが
⇒「赤3」
⇒「エリスロシン」(これは同じ物質とは判断しにくい)
4のヒントは
表示義務のある食品添加物が表示されないこともある
これは特例の場合ですが
・容器包装面積が30平方センチ(5.5センチ角)以下のもの
・バラ売りの食品(定まった容器のないもの)(量り売り)
ということで皆さんも日々召し上がっている食品の裏を
たまにチラっとみて、どんな添加物が使われているか
見てはいかがですか?
何はともあれ正しい情報と理解が大切ですね。
【参考】食品・化粧品 危険度チェックブック
こんな本もあったよ。↓
新 食品添加物とつきあう法 -なくす日までの自己防衛-

(さらに…)