この間、仕事中に姉からメールが。
「息子と公園にきているけど、この間飲んだハーブに
似ている花を見て、ハーブ、ハーブと言っている。」とのコト。
いやァ。嬉しいなぁ。
この間、Rさん家でたけのこ掘りしたでしょ。
その時にいただいたお茶の記憶が残っていたようなんですよ。
匂いのきついものって子供って飲まないでしょう。
だから、飲まないけど記憶には残っていたってなんだか嬉しい。
香りと記憶の関連性についてはアロマセラピストなら誰でも
ご存知かと思うのですが、私も下川町の森林療法に行ったとき
木を伐採したときに嗅いだモミの木の香り。
とにかくそのひと時が楽しくて楽しくて楽しくて。。
楽しいという記憶=モミの木の香りで
たぶん、商品の精油を先に知っていたらあまり好きでは
なかった香りだろうと思うのだけど、記憶がその香りを好きに
させてしまったと思っているんです。
商品になった精油だけを知って、
その香りだけで生活に取り入れていたら
本当の意味でのセラピーはないのだろうと思います。
すばらしき先輩のハーバリストさんたちは皆、
やっぱり自然や植物のこと、よく知っているし
フィールドにも出て振れあい、よく観察していらっしゃるなと
感じます。だからセラピストなんだろうな。と思います。
私はどうもハーブを薬としてから入ってしまっただけに
生きている植物のすばらしさを後から追ってきたタイプ。
でも、まわりのハーブ達人たちからいろいろなコトを
教えられ、植物と触れ合う大切さを今更ながら
勉強しつつあります。
だからこそ、自分がやる講座やセミナーは五感の大切さ
自然や植物と接する大切を伝え、どうやったら
香りを伝えられるだろう、どうやったら色や成分を
ホリスティックに伝えられるだろうといつも考えてます。
「できるだけファーストインプレッションに響くもの」
を目指していきたいと思う。
庭の隅っこで元気に咲くカモミール。がんばれ!
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