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20050518 食品添加物-セミナーを受けた後と受ける前
せっかく高いお金を出して、
「食品添加物」についてのセミナーに行ったのだから
20050427 前回の日記だけに終わらせず、ちゃんと書いておこうと思います。
このセミナーに行く前はただ漠然と
添加物=悪者、、、でもそんなに悪いものなのかどうかはっきり分からない
そんな感じでした。
いわゆる、自然でなくて合成で、なおかつ化学成分がいっぱいで
そんな感じでした。
さてセミナーですが
1、食品添加物を正しく理解してもらうために 60分
2、食品添加物の安全性確保 60分
3、高齢化社会を担う増粘安定剤 30分
4、食の安全性を確保する食品添加物 30分
5、環境にやさしい酵素による食品加工 30分
6、おいしさ、機能性を演出する食品添加物 30分
といった内容です。
今回は1のセミナーについての感想を書きたいと思います。
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人間は身体に悪いものと良いものの定義があいまいだなっと
思います。例えば、たばこを吸う女性がこれを食べると添加物がいっぱい
入っているから食べないと言っている人がいるとします。
そもそも、身体にいいものを食べる=健康で丈夫な身体にしたい
あるいは、自然治癒力が高まる身体にしたいと思うことが目的です。
あるいは、現在の健康体を維持したいなどですね。
とかく、マス媒体は「キケン」「危険」という文字を使うことで効果を得ます。
また人間の辺縁系には「危険」情報には強く反応する特徴を持っています。
つまり「危険」とは人間の本能を利用したメディアのテクニックでも
あるわけです。
もしかしたら「危険」「あぶない」だけをみてしまっているのかもしれない。
身体を丈夫にするなら、まずは早寝早起き、朝昼晩3食のお米、食事
野菜を中心とした楽しい食生活、運動などなどいろいろあるわけです。
そこまでできてはじめて添加物とは、の議論ができるわけです。
何はともあれ、これは絶対に安全というものはありません。
むしろ、これは安全ではないかもしれないという注意や意識が
安全性を高めることに繋がるかもしれません。
リスクコミュニケーション
様々な企業が行うリスク管理と信頼性、科学的根拠や事実の確認
そして不安を煽るようなマスメディアに惑わされない
そんなことを消費者一人一人が考えて深めていくことが大切かもしれません。
ハーブも自然なものです。だから絶対に「安全」はいえません。
様々な歴史的背景ときちんとした食品検査を行ってはじめて
「安心」をいえるわけです。
食品添加物を正しく理解するには
まずはそこからスタートですね。