20080129 60代、70代、80代への講座とは

今日は、地元の社会福祉法人団体さんからの依頼で
60代以上の方にむけたハーブ講座を行ってきました。
20070905 前回と今回で計2回ご依頼をいただき、前回は
各論的な内容ばかりで、ものづくりがなかったと辛口の
声もいただき、そんな失敗を踏まえて
今回は、ワークショップ型(ものづくり中心)にしてみました。
最近自分の中でちょっと「講師」としての力に限界というか
むいてないなぁと自己嫌悪に陥っていて「教育」とはなんぞやって
ずっと考えていました。
世の中にいろいろな教育方法や「場」がある中で、何が最良で
その価値の基準はなんだろうとも考えていました。
そんな時、たまたま仕事の人との会話の中で、
ある教育方法や学校について、
こういう教育ってどうなんですかね~?という質問をしたときに、
「その人が好きなものを選んだらいいと思う」といった一言で
はっと気づかされたのです。
教育っていい、悪いって本来ないんだなぁと、
価値はそれぞれであることを再確認しました。
これについては、また後日詳しくかきたいと思います。
それでいて、そうはいっても突然話がうまくなるわけでもなく
講師としての腕があがるわけでもなく、、、悶々とした日を過ごして
いたときに、先日販売士の更新セミナーに参加してきたのですが
そこで講演された、山田主規さんの話をきいて、ふっきれました!
更新セミナーは5年に1回で、前回の更新セミナー(平成15年)にも
講演され偉い感動したのを記憶しています。
で、今回の講演も思いっきりモチベーションがアップ。
あー人をひきつけて話すことってこうやるんだというヒントをいただきました。
しかも山田さんは、聞いている私たちを「販売のプロ」とよぶ。
講演終わりに「聞いて下さって感謝いたします」や
「頷いて下さって勇気が出ました」と挨拶するんです。
こういった講演者と聴講者との関係作りがものすごいヒントになります。
また、講演ってある程度「おもしろさ」がなくちゃいけないでしょ。
山田さんは自分が話す仕事をしていることもあって、毎月2回
様々なセミナーに参加するようにして勉強しているんですって。
実践している人の話は本当に現実味があって面白いし
本当に「やってるな」と思わせる何かがありました。
そんなんで、今日のハーブ講座。
「今日は、山田さんになったつもりで講師をやってみよう!」と
挑戦してみることにしました。
終ってみてアンケートを見てみるとほぼ100%で
嬉しいお言葉をいただきました。
「またやってほしい」「楽しかったです」「勉強になりました」
「ハーブでちょっとだけ”美人”になれて嬉しい」など。。。(*^_^*)
60代、70代、80代、、に向けたハーブ講座。
一人一人と私との関係づくり。そして一人一人何を求めているのか。
想像だけで講座はできません。頭だけで「~べき」では
講師はできないんだと。
やっぱり実践して、失敗から学び次に活かしていくことで
それぞれの喜びを感じていただき、結果が得られるのだなぁと思いました。
いつもハーブ講座で私が生徒さんにいうことですが。
「まずはやってみる。自分で試してみる。体験してみる。これが大事」
これって自分のこと言ってるんじゃんと我に返りました。笑。



2 Comments »

  1. あたしがいつか、講師になったら、お笑いに走りすぎて肝心なことを話す時間が減りそうでそれはそれでイケマセンね・・・。^^;
    きのう、フラワーアレンジの教室に参加しましたが、生徒を好きに泳がせて下さる先生なので、とても楽しかったです。
    hanoenさんのブログ、いつ観ても、素敵です。
    いつも向上したいという想いがあるのが伝わってきて、こちらも勇気が湧いてきます。
    ありがとうございました。

    コメント by かふぇVanilla — 2008/01/31 @ 8:29 PM

  2. >きのう、フラワーアレンジの教室に参加しましたが、生徒を好きに泳がせて下さる先生なので、とても楽しかったです。

    >hanoenさんのブログ、いつ観ても、素敵です。

    >いつも向上したいという想いがあるのが伝わってきて、こちらも勇気が湧いてきます。

    >ありがとうございました。

    コメント by Hanoen — 2008/02/01 @ 12:14 AM

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