午前中、もうひとつのカルチャーでのハーブ講座を行ってきました。
体験ということで、「とりあえず受けてみる」という方も
含めて、大勢のご参加ありがとうございました。
最初の初日ということもあって、難しい内容でなく
「体験する」をメインになるべく五感に働きかける形での
内容を盛り込みました。
それぞれの素材の名前や特徴、使い方や応用などひとつひとつは
今後の授業の中でやっていくとして、
皆さんアロマやハーブについては興味があるだけでほとんど初心者でしたので
まずはどんなものなのかを体験してもらうことを意識して進めました。
私の場合、カルチャーという中で講師をする目的のひとつに
多くの人が「どこで習ったらいいかわからない」という声を
聞いたのがきっかけです。
わたし達の世代だと割りと交友関係やネットの情報をうまく使うことで
いろいろな講座へたどりつくことができるけど
いわゆる団塊世代や私の母くらいの年齢になると
なかなか見つけられず、しかもどこを選べばいいか基準がわからない
のだとよく言われます。
東京にはいくらでも学べる場所があるし、また教える人もたくさんいます。
でも、うまくマッチングしていない現実。
ならばカルチャーという場所をお借りしてその世代の方たちを
ターゲットに私がやってみようと思ったのが最初です。
それを企業という安定した舞台でやることが早道かと思ったのです。
広告や宣伝、認知度から講座料金、充実したフォローや管理面
どれをとってもその世代には手の届きやすい範囲かもしれません。
でもね。実はこれは私にとって正直かなりしんどいんです。![]()
だって参加者が本当に幅広いんですよ。
30代の「もっと知識を広げたい」という人もいたり
「知識いらない、ものづくりだけでいい」という人もいたり
「言ってることが難しすぎる」といわれる60代の人もいれば
「もっと深い知識を教えて下さい」という20代もいます。
教え方も、内容も多様性に対応していかなければなりません。
私自身が非常に勉強させられてます。
でも一歩ひいて考えてみると、相手にあわせるというよりも
自分のスタイルをじっくり築き上げていくことも大事かと思います。
講座で何人いても、1人対私という構図は必ずあるもの。
そこでうまく相手とのコミュニケーションを通じて
学びたいものと伝えたいものが一致するように心がけていくだけです。
私もまだまだ発展の途中。知識ももっと増やして
「先生」という職業をまっとうしていかないといけないですね。
そういった意味では、教えることで自分も学んでいます。
学習すればするほど、さらに学習を要する気がします。
ここから何か進化できるといいですね。
文字にしたせいか、だいぶ自分自身の中ですっきりしてきました。
20071121 学習の相乗効果
2 Comments »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
Leave a comment
コメントを投稿するにはログインしてください。







やはり、講師をされている方の意見は深いですね!
とっても勉強になります。
ありがとう。
コメント by かふぇVanilla — 2007/11/22 @ 12:25 AM
>やはり、講師をされている方の意見は深いですね!
>
>とっても勉強になります。
>
>ありがとう。
コメント by Hanoen — 2007/11/22 @ 11:14 PM