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20070115 ヨイトマケの唄と現代人
いつも一生懸命な人は
何か一本の糸がはりつめていて
その笑顔の裏にある、とてつもない心の痛みや
その笑顔の陰にある、辛い出来事や悲しい思いを
ただただ忘れるだけに、精一杯で
時間がただ過ぎていく中で
ふとした歌を耳にし音楽に出会うと、
滝のように涙を流す。
涙の理由なんてなくて、
張り詰めた糸がただ、
きれてしまっただけで
心が少し休めって言ってくれたんだよ。
いつか繰り返しているとわかる。
そろそろ、張り詰めるのをやめよ。
向き合おう。
今の自分と。
いつかね。
音楽ってそういう意味(役割)もあると思いません?
だからいいんですよね。音楽って・・・きっと。
美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」を聞いてそう思いました。
なんていうんだろう。声に力があるんですよね。ふっとゆるます力?
言葉の意味も考える間もなく、声を聞いただけで
なぜか涙があふれてしまうような唄だったり。
癒しの方法って実に様々。植物も自然も・・音楽も絵画も。
どんな癒しの方法だって、「何か」を感じればいいんですよね~。
今の現代人を見ていると、「その糸」をゆるめてあげたいと思う人、います。
(私じゃ無理なんだけど。)
これからも適度に張り詰めて、ゆるめて、繰り返して、
自分にとって、いい「唄」を見つけていきたいですね~。
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