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20060826 伝えたいことが伝わったとき

今日は、市の生涯学習登録者による、体験学習講座を行ってきました。
さすが、市の広報誌に掲載されたからでしょう。人数も定員20名のところ12名
集まりましたと聞き、やはり無料で行う市の講座って魅力的なんでしょうね。
皆さん全員『市の広報で知りました』とアンケートに記載されていました。
私としては、植物にちょっと興味をもってもらう。ハーブを暮らしに役立ててもらうことは
もちろん、それ以外に、自分のやっていることの宣伝もありますので、
いい講座でなければ、記憶に残らないし、意味のない仕事になってしまいます。
それだけに、今日はいつもより気合が入りました!(^・^)å
会場へ到着し準備を経て、お客様を待ちました。
どんな年代の方がどのような興味をもってこられるのか、とても気になりました。
そして集まった淑女の皆様。そう全員女性!すばらしい。֥ϡ
市の担当の方とも話したのですが、生涯学習の体験などに参加する男性って
案外少ないそうです。まだまだ仕事をしている方ももちろんいらっしゃるのだと
思いますが、なかなか家から出ない人も多いんだとか。。なるほど~そういう意味では
女性って先進的ですよね。人生を謳歌する意気込みは女性の方がもってるのかしら。。。
さて、講座ですが、滞りなく無事終了しました。
今回は体験会ということで、講座費は無料にしました。けれど今までの講座よりも
充実した内容だったのは?と思います。お持ち帰りできる、マスクローション用の
ティンクチャーをつくってお土産として、お持ち帰り頂きましたし、
レジュメも前回の反省点をふまえてきちんと作りましたよ。
ただ、私の予算もあまりなかったため、商品を実際にみていただくためのハーブなどの
現物は持っていきませんでした。
案の定、アンケートに『実物のハーブを見せてほしかった』とあり、
かなり焦りました。狼うーーーん、やはりある程度講座費をとって、
内容に不満のないようにすることも大事かなぁ。。
また園芸を実践されている方が多く、自分で育てたハーブをどのように活用したらよいか
は、非常に根強いニーズがあります。
メディカルに意味のある活用を考えると、なかなかその辺の話にふれないことも多いし
きちんと細胞レベルで取り入れるためには、学名の確認や分量、使用部位、原産地などを
確認しましょうとお伝えしました。
とはいえ生活に楽しく取り入れることも、とっても大切。
そのへんは、まだまだ私自身も勉強していかなければいけないですね。
そうそう、今日講座の始まる前に、皆さんの自己紹介となぜハーブの講座を受講したいと
思ったのか、ひとことずつ言っていただいたのですが、その中で、『先日、日光植物園に
行って、20060823 東大の先生がハーブは毒だと言っていたのでどうなのかと思い・・』という方が
いらっしゃいましたよ!!『私も参加していたんですよ!』と言うと、
『あら、どこかで見たことのある方だと思ったんですよ』って
私って存在感ないのね~。。笑ޤݤ
もちろん、講座の最後にはそのことを私なりに答えさせていただきました。
実はその東大の先生の一言、私にある扉を開かせてくたさったんです。
ハーブは毒。
この一言が、今後ハーブ講座をやるうえで大切なことを皆さんに
お伝えできるようになりました。
そして今日のアンケートに”★今日の講座で知ることができてよかったことは何ですか?
の質問に、その答えを書かれた方がいらして、本当に嬉しかったです。㤭Ф
伝えることができた喜び。とても幸せですね。
講師の仕事って、きっと向いている人、得意な人は最初から、持ち味を活かして
難なくこなし、先生としてすばらしい能力を発揮するのだと思います。
私は、教えることはどちらかと言えば、不得意。だからこんなに講師の数をこなしても
必ず反省点が残る。いったい講師として満足できる日はいつ来るのだろうと
ホント思います。汗~。
でも、今日は本当に嬉しかった。
植物の良さを伝えていく仕事。これはやはり知識ではなく、経験なのですね。
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