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20060823 日光植物園で打ちのめされる?

今日は、地元の市の広報誌で見つけた自然観察イベントに参加してきました。
『自然観察教室参加者募集』という記事を手に、募集開始と同時に電話をし
なかなかつながらない電話にイライラしながらも、なんとか先着15名に
おさまり、参加することができました。
kji
こんな小さな記事も見逃しません!
ここ日光植物園は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園
(通称「小石川植物園」)の分園で、高山植物や寒冷地の植物の研究と教育を
主な目的として、様々な植物の生態系の観察や研究をおこなっているところです。
夏休みだったので、姪っ子も一緒に参加し、ちょっとした小旅行気分で
また花や緑も多く、心身ともに自然に帰った一日でした。
市の用意した専用バスで揺られること約2時間。到着した頃はすでに怪しい雲行き・・。
それでもとりあえず、植物園の中をすすんでいくと、ここはもう植物園というより
森の中という感じ。
野生の植物が、元気よく自由に生きている、そう思わせるくらい
自然のそのまんまの姿がありありと目に飛び込んできて、こんな植物園もあるのかと
非常に驚きました。
今回は植物園ですので、薬草はあまりなく、知らない名前の植物ばかりでした。
ですので”覚える”・”学ぶ”というより、大谷川の流れる水の音とともに、
”景観を楽しむ”といった感じで、持っていった手作りのお弁当も、とても美味しく
姪っ子もこのイベントには大変喜んでいました。
途中、案の定大雨が降ってきて、持っていった合羽だけではダメで、
下に敷いたビニールシートをかぶり、バスへ大急ぎでもどります。
そんなもどる道も、山道のような軽いアップダウン。雨の音と川の音と私たちの
歩く音が、なんともワイルドで楽しい。
姪っ子にとっては、不慣れな経験ですが、私はこういう経験もとても重要と思い、
雨にぬれないように、というよりも、雨にずぶぬれになった経験
させた方がいいだろうと・・・。
なので、足が濡れただの、靴がびしょびしょだの、文句ひとつ言っても
しらんぷり。すぐ乾くから大丈夫よ~と簡単に流しました。笑
とにかく、普段ゲーム三昧の子供でも、同じ歳くらいの子供たちが集まると
やっぱり自然の中で、虫をつかまえたり、魚を見つけたり、鬼ごっこをしたり
する姿を見て、「あーーまだ子供らしさがあってよかった」と思うと同時に
この体験は、やっぱり必要だなぁと痛感しましたね。å
自然観察という名目だったので、東大の助教授さんが様々な植物について
説明もしてくださいました。またたくさんの質問にも回答くださり、勉強になりました。
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実は、その質問の中で、あるおばちゃんが『今、ハーブティーとかはどうなんですか』
と聞いたところ、
『あーーハーブはつまり毒なんです。栄養的にはあまり意味はありません』
だって。(まぁ毒という表現もわからなくもないですが・・・)^_^;
見事に打ちのめされましたå
って、まぁハーブの話をする中で、このような考えの人とはよく会うんです。
どっちが正しいとか、正しくないと線引きしてしまうと、何もできなくなってしまうので
まぁこのへんは、自分が確かなところをかいつまんで、伝えるところは伝えていけば
いいんでしょうけどね。笑。
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キレンゲショウマの花が咲いているところが見事でした。
そうそう、今日のイベントに参加されていた方たち、いつもの自然観察に
来られる人がほとんどで、私が一番素人だったのでは・・・。(^・^)
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