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20060730 ケーブルテレビインタビュー

今日は当初の予定にいれていたセミナーをキャンセルし
1週間ほど前に新聞に掲載されていた、狭山市緑化植物園で行われる
薬草植物の案内ツアーに参加してきました。
実は来月、県営の福祉村でも薬草植物園がらみで講座を実施することに
なったので、まずは薬草植物園まわり、、、埼玉県の薬草園をひとつひとつ
みていこうという気持ちになったんです。。
私の住むまちから狭山市まで1時間10分くらい。
狭山市駅からさらにバスで10~15分かかります。バスの停留所は狭山市智光山公園
の一番手前にあり、さらに緑化植物園は停留所からもっとも遠い位置にありそこから20分
ほど歩いたところにあります。(そう結構遠いの・・)
まずその公園の規模に驚きます。こんな大きな公園が狭山市にあったんですねーー。
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園内の薬草園には約230種の薬草がきれに手入れされた状態で元気に育っていました。
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きちんと区分けされている園内
今日はそのうちの50種をとりあげて屋内でちょっとしたセミナーと、実際に園内を歩いて
ガイドさんから植物の由来・ストーリーや薬効・使い方などを受講します。
ガイドさんはその道のプロで実に奥深い知識と経験で満足のいくツアーでした!
実際は時間がかなりかかって、すべては無理だったのだけど
あれもこれも教えていただいて、無料だし大満足でした!(^・^)
さて、今日の薬草一部紹介します。
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写真はトロロアオイ。アオイ科。中国原産の植物でこの季節に淡黄色の花をつけるそう。
根に薬効があるといわれ、粘滑・緩和作用を目的に使用された漢方の生薬で
いわゆる黄蜀葵根(おうしよつき)と呼ばれるものだそう。これは鎮咳薬として使われます。
思い出したのはハーブでも同じアオイ科の植物、マロウブルーがあります。
これは花の部分を使うハーブで潤滑作用によって粘膜の保護などを目的に咳止めなどに
使われます。粘液質を主要成分として同じ作用をもつんですね~。
また同じ根を使用するアオイ科の植物ではマシュマロー(アルテア)があります。
このハーブは葉と根を利用して同じように喉や胃腸の粘膜保護などに利用されます。
アルテアは粉末のものが売られているのでこれを使って冷湿布として皮膚の乾燥を防いだり、
肌荒れ予防に使うことができます。
粘液質を含む薬草は結構あるんですが、このようにアオイ科の植物で似たような
働きをもつので面白いなと思いました。
もちろん他のアオイ科の植物でも粘液質を主成分にしないものもありますよ。
ハイビスカスなどがそうです。
でもこのトロロアオイの学名、そこにあったプレートにはHibiscus Manihot Linn.
と記載されていたのですが、学名事典で調べてみるとAbelmoschus manihot(L)
となっていました。どちらでも同じかもしれませんが、正式なのはこちらかな
(トロロアオイ属アオイ科)?うーーんでも、もうひとつの本では前者になってるなぁ。。
聞いてみます~。(ご参考:用途には薬として、また製紙用糊原料として。)
さてさて、冒頭のタイトルですが実は今日たまたま、そのツアーに
地元のケーブルテレビの取材が入っていたんですね。
なんだそんなことなら、もっとちゃんとした格好してくれば・・
(Tシャツとジーンズ!まるでチューブじゃん!と嘆きましたよ)
終ったあとに、どなたかインタビューに応じてくださいとのことで、
インタビューをうけちゃいました!笑
(テレビに映るってどうなんだろう、と興味津々。一応化粧室に行って、
ハナ○ソとかついていないかチェックしている自分。。。。笑えます。)
それで、舞い上がっていたので何の番組なのかいつ放送なのか
聞いて帰ってくるの忘れました!わたしってバカバカ・・・。
狭山市智光山公園。お近くの際には是非行ってみてください♪
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