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20051108 娘として母を想う

母は高齢出産で私を30すぎて産みました。
といっても、すでにその歳をすぎている私はなに?って思いますが。
だから、もうすごく歳なんだけど
おかげさまでとても元気です。
昔昔、私が若かったころ、年寄りになって親が子にしてあげられる
ことは、お金を残すことでもなく、家を残すことでもなく
ちゃんと自分の足で歩くことができ病気にならないで死ねることだと
言ったことがある。
母が陽のあたらない自分の家のベランダに洗濯物を干すのがイヤだと
近くにある父の事業所に行って、陽のあたる場所に洗濯物を干しにいく。
自転車の前カゴと後カゴにカゴにいれた重たい洗濯物を運んで
汗だくになっているのをみて、ホント元気だよなぁと・・。
そんな母に、わたしは前に病気をしてすごく心配をかけたことがある。
あのとき母が家にいなかったら、、、、母がいてくれたおかげで助かった。
母はその前もその後も変わらず、そのことについて何も言いません。
突然ハーブとか始めても何にもいいません。ただ飲んでくれません、未だに。笑。
この間、物販会をやっていた時、姉が教えてくれました。
「お母さん、いろいろな人に娘が駅の近くてハーブ売ってるのよって
電話してたよ。」って・・・。
自分が元気でいることが、娘に対して胸をはれることだと言っている母。
私は健康だと偉そうに言っている母。
でもすごく心配でならない。本当は。
面と向かって話すとどうも、ぶっきらぼうになってしまう私。
母も私もそれぞれの道を歩んでいるのだけど、
いつまでも母は母なのだ。

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