20060101 お屠蘇について

お正月、会津へ行っておりました。
旅館では元旦の朝食にお屠蘇をいただきました。
otoso
お屠蘇について下記のページから一部抜粋しますと・・・
松の内のお祝い用の薬用酒で、無病長寿を願って飲むもの。
「屠蘇」の語源は、屠蘇庵という草庵の名前に由来する。
蘇は悪鬼の名で、屠蘇はその鬼を屠る(ほふる)意味ともいわれてる。
もともとは中国の風習で、奈良時代に日本に伝わり、江戸時代には
武家や一般の上流階級にも取り入れられるようになった。
年少者から飲み回すのが正式で、飲みやすいようにみりんを加えたりした。
のちに5種類の生薬を配合した「屠蘇散」が薬局で売られるようになった。
説明には10種類の薬草がと記されていたので
早速、仲居さんに「この10種類の薬草って何ですか?」と聞いてみると
「わからないので、料理場に聞いてみます」とのこと。
シナモンの味がしたので、たぶん桂皮は入っているだろうなと
思いましたが、結局料理場もわからず、帰ってからインターネットで
調べることに。。。。すると、
あるあるあるある、今はネットの方が優れているんですね。情報って。
東京ガスの食の情報食の生活110番
薬の博物館-薬草に親しむ
おおこんなところにも!東邦大学-屠蘇散を作る
調べてみると書物によっては5種類だったり10種類だったりと
いろいろなようです。
桂皮(樹皮-芳香性健胃・矯味・矯臭・香味料
青ジュツ(根茎-利尿・芳香性健胃(民間では、湿気を払いカビを防ぐ)
(書物によっては白ジュツと書かれたものもある)
山椒(果実-芳香性健胃(果皮と書かれたものもある)
陳皮(果皮-芳香性健胃
人参(根-強壮
防風(根-頭痛・発汗・去痰
桔梗(根-去痰
代表的な薬草は上記のようです。
他にウイキョウやカンゾウ、ダイオウなどもあげられています。
メディカルハーブでも上記の作用と似たものがあるようなので
ハーブを酒や本みりんにつけてできそうだなと
たくらんでしまいました。
例えば、白ジュツ(ジュツは漢字変換ができません。)は
根のもので利尿・芳香性健胃作用とキク科で香り成分を含むものとか
桔梗はサポニンを含み、排膿・去痰に利用するものなど
調べてみると興味津々。
ただし、最近はこの組み合わせの薬草自体が売られているようです。
あえてハーブにする必要もないですね。
ハーブを本みりんに浸してどんな感じになるのか挑戦してみたいです。
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4 Comments »

  1. あけましておめでとうございます。(*^^*)
    旅館で迎えるお正月、おせち料理とお屠蘇、いいなぁ…
    あこがれですね~☆
    御屠蘇の情報もおもしろいですね!
    古くから行われている慣わしには、ちゃ~んと意味があるんですね^^。
    ハーブの恵み、ありがたいです。

    コメント by スタッフK — 2006/01/04 @ 7:11 AM

  2. >古くから行われている慣わしには、ちゃ~んと意味があるんですね^^。
    >ハーブの恵み、ありがたいです。

    コメント by Hanoen_2005 — 2006/01/04 @ 11:29 AM

  3. あけまして おめでとうございます(*^_^*)
    今年も新年早々から磨きが掛かっていますね~~
    ますます魅力的な発想・・・
    これからがたのしみです~
    よろしくお願い致します(*^_^*)

    コメント by トモコアンド — 2006/01/04 @ 8:25 PM

  4. >今年も新年早々から磨きが掛かっていますね~~
    >ますます魅力的な発想・・・
    >これからがたのしみです~
    >よろしくお願い致します(*^_^*)

    コメント by Hanoen_2005 — 2006/01/04 @ 11:39 PM

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