ハーブは身体に「そっと寄り添う」

火曜日は、地曳先生の脂質の勉強会でした。先生の講座は2回目だけど、何度聴いてもためになる勉強です。
油がちゃんと細胞ひとつひとつに届くためには、良い油をとることと、それ以外にそれを助ける栄養素とそれを邪魔する薬をとらないことが大切です。

 
先生の講座ではいろいろな種類の油のティスティングが出来ます♪

人の身体の細胞膜に良い油を届けようと思ったら、ビタミン、ミネラル、必要量の糖質、少量のタンパク質、これだけがあればちゃんと届くのだと知りました。
いろいろな薬やサプリメント、多すぎる食事、おかず、、、それが身体の中でどういうことを起こしているか、しっかり考えていきたいと思いました。細胞は必要なものはちゃんとしっている。そしてキャッチしてくれる。不必要なものをとればそれが狂う。だから、身体にあったものを摂ることが本当に重要なんだとわかりました。

この間のミトコンドリアの講演でも感じたことですが、人の身体の神秘ってすごいと思うんですよね。
この世に生をうけて誕生して、生きていく、そして死んでいく。身体の中では一体何がおこっていているのか、ちゃんと知ると本当にすごい。
そしてこの世には病気があって、死がある。
何が病気をおこさせていて、どうしたら病気をしないで生きていけるか、ということを改めて考えさせられます。

人は余計なものをとらなければちゃんと生きていけるようになっているのかもしれません。
でも高度成長とともに世界は「自然」からかけ離れた生活になりました。
余計なものを知らず知らずたくさん摂ってしまうのかもしれません。

身体の中に必要なものは、ちゃんと身体が知っているんですよね。
身体の中の声をきくことはとても重要だと感じます。

これは本当に必要なもの?常に問いかけて、不必要なものはとらない。たべものも、音(情報)も、不自然な香りも、見えるもの(メディア)も、本当に必要なものだけ取り入れるようにしたら、人は病気にはならないのだなぁと思います。

昔、たくさん薬を飲んでいた私。病気を治す、症状を抑える、それだけが目的だったから、身体を治すということを考えていなかったのですね。だから薬は身体の中で起こっている様々な代謝や働きを無視して、一見治ったようにみせているけど、実は本当の意味で治せていなんだと思います。ハーブは薬とは作用機序が違うということは頭ではわかっていました。でも本当の意味で分かっていませんでした。

自然の中で戦ってきた植物たち。この世界のメカニズムもまだすべて解明できていないでしょう。
だからこそ、自然そのもののハーブは身体に「そっと寄り添う」。そんな存在だと思いました。
大切に大切にしていきたいなぁ。


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