誤嚥性肺炎-父のこと22

放射線後は治療という治療はほとんどしていなくて、いわゆる自費診療的なことをずっとしていた父。
昨年の5月にCTを撮って、今年また3月にCTを撮ることになったんだけど、やはり癌は残っていて
10か月たって癌は倍くらいの大きさになっていた、私はがっくりきてしまいました。

かなり大金をかけて、あれこれやっているわりには小さくならないんだなぁと。。。本当は「あれ?あれ?癌が見つからない・・・」というのを想像していたのですが、痛みがあるからそれはないか、と思いつつ、小さな期待をもっていましたが、やっぱりそうか。。
ただ他の臓器は問題ないと主治医から言葉をいただいていました。

そして父曰く、今の病院はただ薬をもらっているだけだし、治療(西洋医学的)はもうしないし主治医とはウマが合わないから、家の近くでどこか同じ薬をだしてもらうところを探してみる、ということになりました。
そして今月の頭に漢方の病院から血液検査で心臓も悪いからみてもらって、ということをきっかけに地元の病院へ。そこで痛みどめなど同じ薬も出せるとのことで、結局転院することになりました。いわゆる緩和治療ですかね。

5月中旬、私たち家族も一緒に話を聞きにいったのですが、1回目に行ったときに撮ったCT画像(いつの間にか撮っていた)には白い嫌な影が肺に出来ているのがわかりました。それもかなりはっきりくっきり、大き目に。。。そこでさらに父はがっくり。私もがっくり。

3月のCTで他の臓器になにもない、と言われていたにもかかわらず、たった2か月でこんなに大きなはっきりとした肺への転移(癌)ができるのでしょうか。。私はにわかに疑いをもつ。癌かもしれないし、誤嚥性肺炎かもしれないし、わかりませんという先生の話に、それと、癌もどきかもしれないし器質化したものかもよね、と心の中でつぶやきました。
ただ、父はその日私に言っていたのは、「お父さんは悪いと思う、ここから急降下かな」って。
確かに少しやせてきたし、肩ががっくり落ちていて、食欲はまあまぁだけど、前みたいに都内に出る元気もない、だからもしかしたら肺がんなのかもしれないなということも思いました。

あぁ、なんていうか、ここで私はどうふんばればいいのかなと思う。
まだしていない自然療法的な治療はたくさんあるのに、何ひとつ父を連れていってあげられない。
父の気持ちと意思を尊重しながら、すすめてきた癌との戦い。だけど、やっぱり間違っていたのかな、と後悔ひとつ。

それは食事療法のこと。

好きなものを食べて好きに過ごす。お肉も食べなきゃ力が出ないといってお肉食べてました。カフェでは甘いスイーツも食べてました。
これはやっぱり反対するべきだったのかなと思います。
ようはどんな治療も食事療法と一緒にやらなければ全く意味のないものだということなんですね。
お肉は身体を酸性にするから癌が居心地の良い場所になる、甘いものが大好きな父は癌のエサをあげつつ、そして食欲があった父は食べたいだけ食べていて、断食をして免疫力をあげるということをしませんでした。

何よりも、手料理を作る人がいなくて、いつも出来あいのものばかり食べていて、食事が一番できていなかったかもと思うのです。(ある程度はしていましたよ)玄米ご飯もやめちゃったし、梅干しも全然食べてないし、渡したハーブもそのまんまだったし、食の大切さや波動を上げる食べものということ伝えきれなかったことがとても後悔しています。

だからといってもう駄目だという風には思っていません。もちろん誤嚥性肺炎の可能性大です。父は時には元気もあるのです。
たとえ癌だったとしてもまだまだ末期がんから復活する人も多いですから。ここから本気で私がしてほしい治療を本格的にやっていく予定。

でもね、父がね、気持ちがついてくるか、そしてそういうことが負担になるのではないかという。
そうやって時間が過ぎていくのです。父のエネルギーを上げたい。ただそれだけでいいんですけどね・・。

今はそういう状況です。

そして5月末から私の思う治療を本腰いれて提案していきます。
カウセリングも重要です。


おいしそうに甘いものを食べていた父。時々はいっかと。。。


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