父との思い出-父のこと

時々、なんか悲しいことを考えると、喉が痛くなる。喉が痛いと父のことを思い出す。
父は喉が悪かったから、きっと悲しいことがたくさんあったのではないかと思います。

喉が痛いと悲しいはリンクしているんだなと思います。

なんていうか、今の心境を言葉にすると、ただただ「さみしい」。
父がいないことがさみしいのか、そうはいっても今の仕事も旦那さんがいることも満ち足りていないわけではないのです。

一人でいる時間がたりなくて、悲しみに暮れる時間がもう少し欲しいと思うこともあります。
今の私が一番泣けるのは、車に乗っている時、ただひたすら涙をこぼします。
車に乗っていると、父の付き添いで一緒に病院に通った日々を思い出します。
父は歌が上手だったから、車の中で流す音楽は、よくカラオケで歌っていた音楽が良いだろうと考え、100曲近い自分の趣味の音楽の中にそっと2〜3曲しのばせ、あえて順番をランダムにして、父と同行する時にうまくタイミングがあってかかればいいなと、月に2回の通院の中の偶然にかけていました。

6月くらいだったかな。
父を乗せていつものように病院に向かう日、谷村新司の「昴」がかかった。
父がこれをきいて何かを思い出しまた歌をうたいたい、何か生きる糧になればいいなと思って。
あの時は父はどう思ったのか分からないままですが、でももしかすると父にとっては辛いことだったのかもしれないと、今になって後悔したりしています。

父、辛かったですか?
ごめんね。

これだけ泣けばそろそろ涙も枯れるだろうに、それでもまだ止め処なく涙は出ます。
いつかは涙が出なくなる日が来るのかな。

父のためにお花をいただきました。


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