ちょっと前ですが、先週地元の市の生涯学習の指導者同士の
集まりがありました。
行政に頼らず、知識や技術をもった指導者同士で
生涯の学習を継続していくことのすばらしさを広めようとする
活動を推進する団体作りの第一歩です。
総勢17名が集まり、いやーー皆さん年配の方々ですが
やる気があって、そりゃあ活発な意見も出ていい動きになりそうです。
当日の司会進行は僭越ながら私が務めさせていただきました。
たくさんの有能な諸先輩方の前で大変恐縮しながらも
これまでの動き、経過報告、活動の方針などが報告され
そして一番面白かったのは、すでに同じような団体を設立している
他市の事例はとても役に立ちました。
お話くださったのは、団体代表のIさん。77歳!
「シニアの人生とは、素敵なものでなければならない!」と
仲間とともに学習のすばらしさを伝えるべく団体を設立。
軌道にのせて、企業や行政から様々な問い合わせも入ってきているとか。
来年以降にはNPO団体の設立も検討に入っているそうです。
高齢化社会の中で、心身ともに元気で生きていくために
その人自身にあった生きがいを見つけ、様々な人との関わりの中で
生きる喜びをみつけ充実した人生を送るすばらしさを
分かりやすく伝えてくださいました。
またこれまでのご苦労の話も、現在抱えている問題課題なども
出し惜しみなくお話してくださいました。
当初予定になかった、質問事項も司会という立場をお借りして
次のような質問もしちゃいましたよ。
「団体を設立されて一番ここが大変だと思うところは何ですか?」と。
そうしたらこんな答えが返ってきました。
「団体に登録している人すべての人たちが、どんな目的で登録されたのか
その方たちが、登録された目的が団体の中でかなえられているのか
自分が把握できていないことが一番辛い・・」
という答えでした。
77歳のリーダーとして、まちづくりの視点と団体運営を継続する視点。
様々な立場での視点で、支えていくのは本当に大変なことだと
よくわかりました。でもやっぱりすばらしいですよね!
この事例の話を終えて、さらに私たちも頑張らねばと
みな気合が入ったことは言うまでもありません。
どうもこの動きは、市全体、行政も交えていろいろな方向から
ひとつの大きなまとまり(プロジェクト)になりそうで、、、。
でも、年配の方がみんな元気だと地域って自然に活性化するんですよね。
20090219 プロジェクト
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