20071124 自己の充実

生涯学習指導者の集いに参加してきました。
一年に1回指導者同士と市の担当者が集まって
様々な問題課題をとりあげ、話し合いをしながら
生涯学習を活性化していこうというもの。
私は去年初めてこういうものに参加して、とてもいい出会いを
いただき、今年は本当にいいお仕事をさせていただきました。
普通よくあるカルチャーとは違い、生涯学習の意義を考えると
私はハーブの仕事としてここで役立てていきたいとう思いがあります。
今日集まった各専門分野の優秀な講師陣の中には、
様々な価値観と考え方で、年齢も様々な人たちばかり。
活発な意見交換ができて非常にいいディスカッションを
することができました。
今日のセミナーでは「参加型学習と指導法」という
講義と「ダイアモンドランキング」というワークショップ(みたいな)
を行いました。
このダイアモンドランキングってグループに分かれて、
生涯学習の指導者として、次のキーワードを大事な順から並べていく
という手法のもの。
このキーワードが
・基本を大切にする
・繰り返す
・何でも聞ける雰囲気
・誤りがあれば(ほおっておかず)正す
・ほめる
・相手を尊重する
・1人ひとりのよさを引き出す
・具体的に説明する
・怒らない
です。このキーワードで一番重視するのがどれ?と
グループの中で話しあっていくのですが、意見が全く割れてしまいます。
当然、教えている分野も年齢層も全く異なるわけですから
こういう場合は正解がなく、行っていくうえで自分自身への気づきを経て
次の活動に活かしていくってことに目的があるのです。
でも、講師同士でこんなに意見がわれるのも面白かったです。
生涯学習って広辞苑で調べてみると(私は広辞苑好き・・・)
「自己の充実・啓発や生活の向上のために生涯を通じて主体的に学習すること」
とあります。
この「自己の充実」という言葉の意味をもっと深く追求すると
それって個人個人違ってくるのでは?と思うわけです。
ハーブやアロマの業界では、個人の好みや生活スタイルで
全く違う価値観であったり、選ぶものも変わってくるのですが
私自身は「講師」としてなら、やっぱり「一人一人の良さを引き出す」が
一番かなと思いました。
結局もめにもめて(笑)、基本を大切にする、と相手を尊重するが
同じ位置で一番になりました。
「学びあいの創造」(三井為友著)によると
教育が本質的に人間の平等関係の中にのみ成立し得るものである、という観念も
日本人にはまだ一般化していない。教師と生徒の関係すら、平等であるときのみ
教育が成立するのである。
「生きること」「学ぶこと」「教えること」の一体化
つまり教わる側も教える側もともに学んでいくことこそ
真の学習が成立するのかなと思いました。
これって、この間読んだ「チベット医学」(タムディン・シザー・ブラッドリー)
の本の中に出てくる一説とちょっと似ているなぁと思ったのですが
———————-
治療の現場において患者たちはしばしば自分の病気を治してくれるのは
この先生であると思いがちであるが、これは事実に反している。
良い治療というものは医師(治療家)と患者の共同作業によって
成し遂げられるものであると強調してやまない。
———————-
昔は薬や医者に頼るような生活ばかりだった私も
こういうことがわかって理解できてくると
患者として少し成長しているかも!と思います。
苦手だけど「教える」という仕事もまんざら悪くもない気がしています。
今後も今まで以上に地域福祉活動に力を入れていきたいな。
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2 Comments

  1. 「講師」としてなら、やっぱり「一人一人の良さを引き出す」が
    私も一番かなと思いましたよ。
    子供の頃から、センセって、自分より劣ってる無知な生徒を私の力で正してやろうってスタンスの迷惑極まりない輩が多かったように想います。

    Comment by かふぇVanilla — 2007/11/25 @ 1:46 AM

  2. >私も一番かなと思いましたよ。
    >子供の頃から、センセって、自分より劣ってる無知な生徒を私の力で正してやろうってスタンスの迷惑極まりない輩が多かったように想います。

    Comment by Hanoen — 2007/11/25 @ 10:34 PM

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