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20050623 アントシアニン♪

紫陽花の花をところどころで見ませんか?(もう終わりかな?)
姪っ子も一緒に散歩していると「あっアジサイ!」と
覚えたての花を見て嬉しそうにします。
アジサイの原色の花色は青色で、赤土などの酸性土壌でも生育します。
アジサイの学名:Hydrangea macropyhlla はシーボルトが妻の名
Hydrangea otakusa から付けたことでも有名です。(有名か?)
アジサイはヨーロッパで育種されて赤色の品種が創出されて再び日本へ。
全く同じ成分から赤、紫、青色の花が咲くことで古くから
その花色変異は多くの人の興味を引き付け様々な研究がされているそう。
花の色には不思議な要素がたくさんからんでいる
今日のタイトルから少し話がそれてしまいましたが
そもそも花の色は何のため?
虫媒として?それだけではないようです。高山には青色の花が多く
熱帯には赤色の花が多い事実もあることから気温や紫外線の何らかの
関係があるとも言われています。
つまり、花が強い紫外線に打ち勝つ何かを備えたものが赤や青い色素
だとしたら、人々の心に安らぎを与える要素をもつパワーだとしたら

それはそれは私たちにとってとてつもない大きな栄養素ですね。
嬉しいじゃないですか。
アントシアニン・・・いろいろな書籍からひろうと
アントシアノサイドとかアントシアニジンとかプロアントシアニジンとか・・
(ここではそれぞれの説明を省きますね。お聞きしたい方はメール下さい!)
この強い抗酸化力をもつといわれている色素成分の植物化学物質は
毛細血管を強くし、血行を改善すると言われています。
ハーブなどではビルベリーが有名ですね。
他にも、アントシアニンの生理栄養機能は
・コラーゲンの安定化
・平滑筋の弛緩・結合組織の健全化
・胃粘液分泌の増進(消化障害の改善)
・視力向上
・緑内障の抑制
・白内障・網膜変性の抑制
・糖尿病・高脂血症の緩和
・炎症関節疾病・痛風の抑制
料理に、赤じそ・なす・赤かぶ・あずきなどうまく使ってみてください。
ハーブティーではクランベリー(果実)・ハイビスカス・ウスベニアオイ。
水溶性なのでアルコールと相性がいいです。
ブルーベリー酒などもいいかも♪
赤青紫色に限らず色のついたハーブを少し気にしてチョイスしてみて!
【参考】植物の知恵/ビタミンバイブル/栄養成分バイブル/食品学総論他

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