20090624 仏陀の誕生を告げる花-蓮

「蓮の花や実をとらないでください」
上野公園を歩いていたらこんな立て看板を見つけました。
今、上野の不忍池では蓮がたくさん見られます。
散歩していたら、そんなことが書いてあるのを見て
蓮の実について知りたくなって家に帰って調べてみました。
漢方のひとつになるのかな。
未熟な蓮の実は甘く、生食されるそうで、乾燥させたものは
菓子の材料や数珠玉に用いられるそうな。
あーそれで、盗人がいるのか！けしからん！
花と樹の事典には珍しいくらい１ページ半の分量を使って
蓮について書かれていました。
日本では根の部分を使った「レンコン」で食卓に並びます。
ネットで検索するとパウダー状になったものをドリンク剤などで
利用して健康維持などに良いようです。
甘いドリンクといった感じなのでしょうか。早速買っていろいろ
使ってみたいなーと思いました。

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蓮は、ほぼすべての部分が薬用とされているそうで
止血作用や他の生薬とあわせて胃潰瘍、子宮出血などに
用いられたそうです。滋養強壮などにもつ使われるそうです。
植物の部位によって使い方が異なるので、専門家にきいて使ってください。
歴史をたどってみると、古事記や農業全書、常陸国風土記などに
様々な記録が残されていて、日本以外にも中国、インドなど
仏教、バラモン教の時代に登場し、名を残しています。
けれどやっぱり蓮の見所は、あのキレイなピンクや白の花
朝早い時間に開花するようなので、見られるのは日中まで。
「生命の母胎である水や大地がもつ生産力、生命力とつながりが強い」
といわれていて、古代エジプトでは「生命力」のシンボルと
されていたそうです。
なんかスピリチュアルちっくになりましたなー。

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