20090514 心いっぱいになるとき

ハーブやアロマの仕事の中で、身体の不調の原因には
シビアな話ですが、現実的な問題、生活の問題などが
必ずといっていいほど、潜んでいます。
先日、生活にゆとりがない、お金がないと
ある人の話を聞いていたら
わーーーと泣いてしまった人がいました。
一生懸命働いても働いても
生活は苦しくなる一方で
どんなに頑張っても結果が出ないとき
言葉をかけたとたん、わーーってあふれ出してしまい
でも、そういう気持ち分かるような気がします。
現実的なものを見ないようにするわけにはいきません。
お金がなくて生活が苦しいということは
普通は、あまり他の人にはみせられないものです。
だから、ふとその心の琴線にふれてしまうと
いっぱいいっぱいだった気持ちが、ふっときれてしまって
泣いてしまうのだと思います。
本人にとって、それが仕方がないことで
それでも頑張らなきゃいけないことだって
誰よりもわかっているけれど、それでも泣いてしまう
わかっているけれど、泣いてしまう。
生活ってそういうものだよね。社会ってそういうことだよね。
社会保障とか社会保険がどのような流れで、どのような理論で
システム化されてきたのか、考えると、
今の国の経済状況を考えると、こういう人がもっとたくさん
いるんだろうな、と思います。というか増えそうな気がします。
近年、自殺者増えているって記事読みましたか?
若年層も増えているって知ってますか?
たぶん、理由は人それぞれなんだけど、だけど今後もっともっと
生活は苦しくなっていくんじゃないかと思うんです。
そうすると、もう社会がうんぬんって言ってる場合じゃないかもしれない。
自分自身がもっと変わっていかなきゃいけない時代なのかもしれない。
もう人のせいにできない時代だし、他力本願じゃダメだよね。
そもそも社会保障のあり方が、「自助」が基本とされていて
「共助」が補完され、自助、共助で対応できない状況に対し
必要な生活保障を行う公的扶助や社会福祉「公助」があるんですよね。
まずは、自分が変わることや強くなっていくこと
そこからじゃないと、何も変われないのだと思う。
でも
泣いてすっきりするときもあるもんだよ。
あなたが誰よりも頑張っていることを
私はちゃんと知っています。
そういうあなたの姿から、私は何倍もの元気をもらってます。
気が引き締まる思いで、いい刺激をもらってます。
と、いつか伝えられたらいいのだけど。



2 Comments »

  1. おはようございます。
    久しぶりに、hanoenさんの、ブログを訪問しました。
    やさしい文章に、癒されました。
    わたしも、いろんなことが重なって、疲れ気味でしたが、何とか、泥沼から?抜け出せそうです。
    時々、海を見ながら、涙があふれてしまいます。
    でも、そのあとは、すっきりして日常に戻れるんです。
    また、寄らせてくださいね。

    コメント by リーザchacha — 2009/05/24 @ 9:02 AM

  2. >やさしい文章に、癒されました。

    >わたしも、いろんなことが重なって、疲れ気味でしたが、何とか、泥沼から?抜け出せそうです。

    >時々、海を見ながら、涙があふれてしまいます。
    >でも、そのあとは、すっきりして日常に戻れるんです。
    >また、寄らせてくださいね。

    コメント by Hanoen — 2009/05/24 @ 9:23 PM

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