スープをメニューに出すようになってからどのくらいたったでしょうか?
昨日は7月のコーチング1回目。5か年計画を具体的にしていく作業でした。葉の園を今後どうしていきたいかという話にどうしても関わってくる、「スープのこだわり」をちょっと書き留めておこうと思います。
葉の園のスープはベジブロスという使わない野菜の皮やヘタなどを出汁に使う方法を取り入れています。また無添加の出汁も加えて、昆布やお酒、御酢、塩、こしょうもこだわって使っています。スープの中には「無添加」というこだわりだけでなく、実に10種類以上の採れたて無農薬の野菜がベースになって、コクと味をつくっています。
それが皆さんの舌にどう響くかは、本当にドキドキするもので、でも、この作り方は常にブラッシュアップしていて、一番最善だと思う作り方で旬の野菜を心あたたまるスープとしてご提供しているんです。
時に、悪魔の心がよぎってやっぱり即席の出汁、使った方が安いし便利だし、と思うことがあります。
手間ヒマかけても少ししか出来ないし、コスパも悪いし、営業という面から考えると、悩むことも多いです。
そうやって、じわじわと心が傾いていく、そんな自分との戦いでした。
そんな時に、父のことがありました。
嚥下がうまくいかなくて、「トロリ」としたものでなければ食べられない、という事実が私の悪魔を吹き飛ばしてくれました。
そうだった、お店では身体をよくするものをつくろうと決めたのでしたね。
身体を壊している人にも、安心して食べてもらえるもの、波動の高いもの、元気になれるもの、そして健康になってもらえるもの、もっと生きたいと思うもの、そういうものを作らなければいけないと、父の病気が教えてくれました。
無添加で無農薬、手間暇かけて作ったスープは身体にとって最高の「薬」であってほしいですよね。と信じたいです。
そして作ったスープは毎日ひとつだけストックして、冷凍して「トロリとした」液体か流動食しか食べられない父に送ります。
いつだったか、波動食養指導士の種本氏のセミナーに参加したとき、波動が高いたべものは必ずその人を元気にする、と言っていたと記憶しています。
その波動の基準がいったい何なのかは、エネルギーのような目に見えない何かだと思うので、言葉に出来ません。ただ、美味しいと思ってくれるものを心をこめて作る。それを5年後もずっと続けていきたいなあと思っています。
葉の園が次にどこでどのような業態になっても。
夕陽にむかって誓う。