20080821 団体立ち上げました-ハーブとせっけん舎

お盆が終わったかなーとぼんやりしている暇はなくて
数年前からボランティアを行っていた、
障碍をもつ方たちの通う作業所の授産品支援として、
新たな団体を立ち上げました。
ハーブとせっけん舎」といいます。
最初はボランティアで行っていたハーブの石けん作りのアドバイス。
偶然出会った、石けん作りのプロ、野乃屋さんが加わり
一緒に1年間東村山に通いました。
何度も何度も試作を繰り返し、何度も何度も同じ失敗を繰り返し
それでもめげることなく、雨の日も風の日も、
夏も冬も、皆さんの笑顔に支えられ、ハーブの石けんを完成させました。
ハーブキッチンソープ
正直いって、体力的にも精神的にも自分の許容範囲を
超えていたこともありました。
障碍をもつ方たちとのふれあいにとまどうこともたくさんありました。
自分には何ができるかもわからない。自信もない。不安だらけでした。
たぶん今もそう思っているかもしれません。
先日電車に乗っていたら隣の席に障碍を持つ方が座りました。
電車で大きな声で一人でしゃべって奇声をあげていた彼をみて
以前の私ならきっと席をたってしまうところだったと思います。正直に。
けれど、なんていうか、彼らは彼らであって、私のそばにいるだけ。
そういう自然な関係がなんとなく、日常の中の一こまに思えて
自分の中のちょっとした成長を感じたんですね。
あー障碍をもつ方たちのふれあいは、無駄じゃない。
そして石けん作りだけでない、自分の人生の中の人と人の関係作りを
学んでいるんだなって。
社会起業家って言葉あるのだけど、私たちの団体が行っている事業は
まだ縁の遠い言葉。自分たちの生活の一部の時間を使って
石けん作りとハーブと、それを福祉へ何か活かしていきたいと思う。
それだけなのです。
葉の園がお借りしている市のレンタルボックスでは
その石けんをおいています。
あまりたくさん出るものではないのですが、少しずつですが、
ひとつ、ふたつと売れていくんです。
理解してくれる人が、100人いなくても、それを必要としてくれた人が
どこかにいるのだと思うと
「福祉と地域をつなげていきたい思い」がより強くなります。
先日も、その石けんが欲しいというメールをいただきました。
「その石けんが欲しい」と思っていただける石けんを
障碍をもつ方たちが作っているのです。
その喜びが、彼らにも、彼女らにも、そして私たちにもあるのです。
この活動を応援してくださいませんか?
サロン、カフェ、ショップを運営している方へ、少しだけ発信の
お手伝いをしていただけませんか?
石けんを扱っていただける、活用してくださる会員様を募っています。
たくさんでなくていいのです。
ほんの少し、福祉と私たちと手をつないで欲しいのです。
喜びを相互にわかちあえること、
これもハーブとせっけん舎の活動のテーマです。
他にも3つの活動テーマがあります。
是非、読んでみて欲しいと思います。
ハーブとせっけん舎
http://herb-sekken.org/
■プレスリリースはこちらから



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