この間、来店したお客様から面白い話を聞きました。
「今、人の身体について医学で解明できていることって、実はまだほんの数パーセントなんだって」って。
それを聞いた私は何となくですけど、うんうんわかる。わかるよーと妙に納得。
この間のミトコンドリアの話も脂質栄養学の話も、本当に人間の身体の神秘を考えさせられることばかりで、この人間を作ったのはいったいどこの誰で、この人間の身体のすべてを解明できる日はいつなのだろうか、、と思わざるを得ないのです。
今、私たちが活用しているお薬もほんの一部の身体のシステムに沿って作られていて、実は身体の中ではもっと複雑な作用機序があって、もっともっと解明されなければならないのだろうなと思います。ハーブを扱っていて勉強していると先生からは「自然のものは薬とは作用機序が違う」とよく耳にします。その意味がやっと今、この歳になってわかったような気がします。
病気になったとき、自然のものがなぜ身体によいのか、という意味を知ったとき、初めて治癒をいうものが始まり、自分の心も変わります。
身体の中でおこっていること、心の中で起こっていることに、「私」が目をむけてあげること、これが一番大切ですよね。
身体や心の変化に耳を傾け、どうしてそうなったのか、「気」を送ってあげることで、不思議なことに治癒はスタート。
身体のシステムを薬やサプリメントで簡単に効率的にとめたり、変えたりしてはいけません。
本来あるべき姿に戻してあげる。これはとても大事なこと。
そこには、きっと現代人工的に作られた、新しいものではなくて、いつも周りにある自然の野菜や果物、動物、植物なんだと思います。
そういうシンプルなものをシンプルに調理して、「たべる」という行為で人の身体は自然に治るということをしてくれるんだと思います。
身体ってすごい。心ってすごい。人ってすごいですよね。
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